漁船2隻から密漁された約900匹の毛ガニ…漁解禁前どころかエビかご漁船だった!男4人逮捕 北海道

函館海上保安部は2025年6月11日、密漁した毛ガニを所持していたとして、2隻の漁船に乗っていた男4人を現行犯逮捕しました。 北海道漁業調整規則違反の疑いで逮捕されたのは、「第三十五日東丸」の船長・平井直人容疑者(41)と甲板員・平井翔英容疑者(26)、そして「第八順宝丸」の船長・富原博文容疑者(54)と甲板員・佐藤俊哉容疑者(25)です。 第三十五日東丸の2人は11日午後8時45分ごろ、法定の除外事由がないのに北海道知事の許可を受けずに採捕した毛ガニ424匹(約151.6キロ)を所持した疑い。 また、第八順宝丸の2人も同様に11日午後9時すぎ、毛ガニ469匹(約157.9キロ)を所持した疑いが持たれています。 函館海上保安部が森町の砂原漁港で取り締まりをしていたところ、2隻から大量の毛ガニが見つかり、事情を聞くと船員らが密漁したことを認めたため、その場で現行犯逮捕しました。 函館海上保安部によりますと、毛ガニの漁期は6月20日から解禁になる予定でしたが、これらの船はエビかご漁船として登録されていて、毛ガニを獲ることはこれまでも認められていなかったということです。 函館海上保安部は、容疑者らが売却目的で毛ガニを密漁していた可能性も視野に、余罪などを追及しています。

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