福岡市で酒を飲んで車を運転したとして38歳のトラック運転手の男が逮捕されました。「飲酒運転するかもしれない」という通報を受け、警察が車を発見しましたが、男は呼気検査を拒否して突然、腹痛を訴え病院に搬送されていました。 酒気帯び運転の疑いで12日、逮捕されたのは、福岡市西区のトラック運転手、浅野雄輝容疑者(38)です。 警察によりますと、浅野容疑者は4月27日午後10時ごろ、福岡市西区横浜で酒を飲んだ状態で乗用車を運転した疑いです。 警察は事件当日の午後9時ごろ、「飲酒運転するかもしれない車両がある」という110番通報をもとに、情報提供を受けたナンバーの車を福岡市西区横浜で発見しました。 車は県道54号を30メートルほど走り、浅野容疑者の自宅の駐車場で停止したところで警察が声をかけたということです。 浅野容疑者は呼気検査を拒否した上、突然、腹痛を訴えその場で119番通報し、病院に搬送されました。病院で採取した血液から基準値を超えるアルコールが検出されたため、12日に逮捕しました。 警察は浅野容疑者の認否を明らかにしておらず、どこでどの程度、飲んだのか、また、同乗者がいたかどうかについても調べています。