北九州市の資材置き場から男性の遺体が見つかった事件で、殺人の疑いで再逮捕された男性の長男と知人の女が、検察庁に身柄を送られました。 殺人の疑いで再逮捕された土木建築会社社長の華山龍馬容疑者(46)と知人の福田真美容疑者(42)は、13日午前、検察庁に身柄を送られました。 この事件は5月20日、北九州市小倉南区の資材置き場で、龍馬容疑者の父親、華山龍一さん(87)の遺体が見つかったもので、2人は死体遺棄の疑いで逮捕されていました。 捜査関係者によりますと、龍一さんは殺害される直前、福田容疑者が運転する車の助手席に乗り込み、後部座席にいた龍馬容疑者から凶器で首を圧迫されたとみられています。 警察は、会社の立場や金を巡り親子の関係が悪化していたことを把握していて、家族ぐるみの付き合いがあった福田容疑者が龍一さんを電話で呼び出し、龍馬容疑者は後部座席に身を潜めていた可能性もあるとみて、調べを進めています。