6月13日、上越署は新潟県上越市内で男性に対して暴行を加え、けがをさせた疑いで現行犯逮捕した男について、さらに上越署内の留置施設で警察官に対して暴行を加え職務の執行を妨害した疑いでも現行犯逮捕しました。 傷害と公務執行妨害の疑いでそれぞれ現行犯逮捕されたのは、自称・兵庫県尼崎市在住で職業不詳の男(34)です。 男は13日午前1時35分ごろ、上越市内の路上で30代男性に対し顔を殴り、胸ぐらをつかむなどの暴行を加え、左薬指に全治不詳のけがをさせました。 さらにその逮捕後の午前3時35分ころ、上越署内の留置施設で、警察官に対し頭を1回殴り、職務の執行を妨害しました。 警察によりますと男は傷害の被害者である30代男性の勤務する飲食店に客として訪れていて、事件はその飲食店を出てすぐの路上で起き、男性の同僚が110番通報したことで発覚しました。その後上越署での留置手続き中に、警察官に暴行を加えたということです。 男は酒を飲み、酔っ払った状態だったということです。 調べに対し、男は傷害については「人にけがをさせたことは間違いありません」、公務執行妨害については「警察官を殴ってしまいました」といずれも容疑を認めています。 警察は男の動機などについて詳しく調べています。