新御徒町駅に特殊ミラー設置、盗撮・痴漢被害撲滅呼びかけ―警視庁

東京・台東区の新御徒町駅で13日、地元の高校生らが盗撮・痴漢の被害防止を訴えました。また、警視庁などは被害防止のため、背後が見える鏡を設置するなどの対策を始めました。 台東区の新御徒町駅では13日午後、警視庁・蔵前署の警察官や地元の高校生らが盗撮や痴漢の被害撲滅を呼びかけました。 新御徒町駅では5月から6月にかけ、盗撮被害が5件ほど発生したほか、7日にはエスカレーターで10代の女性のスカートの中を盗撮しようとしたとして、47歳の男が現行犯逮捕される事件も起きていました。 こうしたことを受け、警視庁などは広角レンズのようになっている、後ろを振り向かなくても背後の様子を見ることができる特殊な鏡をエスカレーターの近くなどに設置しました。 都内の盗撮被害の検挙件数は2025年に入って、およそ600件に上り、前の年よりも2割以上増加しているということで、警視庁は「盗撮や痴漢は重大な犯罪で、未然防止が一番大切です。ミラーを順次設置するなどの取り組みを通じて、犯罪の撲滅に尽力したい」としています。

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