ダンプカーで歩行者をはね、救護することなく立ち去ったとして、兵庫県警須磨署は14日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)とひき逃げの疑いで、神戸市長田区に住む会社員の男(52)を逮捕した。歩行者の女性(79)が右すねの骨折など重傷のもよう。署の調べに「事故には気付かなかった」と話しているという。 逮捕容疑は14日午後4時20分ごろ、大型ダンプカーで神戸市須磨区平田町の県道交差点を左折中に、横断歩道を歩いていた女性と衝突、重傷を負わせたがそのまま走り去った疑い。 署によると、後続車両のドライバーが事故を目撃し、しばらくダンプカーを追いかけ、停車した際に男に声かけたという。男はその後、現場に戻った。土を運搬する仕事中だったという。