食中毒で営業停止処分を受けていた期間に弁当を販売したなどとして、ミシュランガイドに掲載されたこともある、大阪府河内長野市の日本料理店の代表ら3人が逮捕されました。 食品衛生法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪府河内長野市にある「日本料理 喜一」の代表、北野博一容疑者ら3人です。 捜査関係者によりますと、北野容疑者らは今年2月、食中毒で保健所から営業停止処分を受けていたにもかかわらず、仕出し弁当11個を調理し、販売するなどした疑いがもたれています。弁当を食べた数人の客からはノロウイルスが検出されたということです。 喜一は、「ミシュランガイド」にも掲載された有名店で、営業停止期間を終えた直後に再び集団食中毒を発生させ、3月中旬まで営業禁止処分を受けていました。警察は衛生管理の状況などを詳しく調べています。