「危険性や認識が甘かった」複数の従業員にノロウイルスの症状出るなか営業継続 食中毒で営業停止中に弁当販売した疑いの日本料理店

食中毒発生後の対応をめぐって経営者らが逮捕された日本料理店が、複数の従業員にノロウイルスの症状が出ていながら営業を続けていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。 「日本料理喜一」の経営者・北野博一容疑者ら3人は今年2月、ノロウイルスによる食中毒で2日間の営業停止命令を受けていましたが、この期間中に店で仕出し弁当11個を調理し、客に提供した疑いが持たれています。 捜査関係者によりますと、博一容疑者は食中毒を発生させた日に厨房でおう吐し、その後、息子で店長の博稔容疑者、ほかに少なくとも2人の従業員にノロウイルスの症状が出たにもかかわらず、営業を続けていたということです。 取り調べに対し博一容疑者は「ノロウイルスの危険性や認識が甘かった」などと容疑を認めているということです。

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