大分県警は17日、大麻を使用したとして広島県出身の21歳の男を逮捕したと発表しました。去年の法改正後、大麻使用での逮捕は大分県内で初めてだということです。 麻薬取締法違反(大麻の施用)容疑で逮捕されたのは、広島県庄原市出身の塗装工の男(21)です。 男は今年1月から4月までの間、大麻を不正に使用した疑いが持たれています。 警察によりますと今年4月16日、大分県中津市の路上にいた男を中津署の警察官が職務質問し、その後、男を検査した結果、体内から大麻の成分が検出されたということです。 男は容疑を認めていて、警察は大麻の入手経路などについて捜査を進める方針です。 大麻はこれまで、使用について罰則がありませんでしたが、去年12月12日に「麻薬及び向精神薬取締法」が改正され、所持、使用などが禁止されています。