ネット上の悪意に「宣戦布告」、塩田武士さんの直木賞候補作『踊りつかれて』…よりよい未来を目指して

よく聞け、匿名性で武装した卑怯(ひきょう)者ども――。インターネット上に突如、書き込まれた過激な「宣戦布告」で幕が上がる。第173回直木賞の候補に選ばれた塩田武士さんの長編小説『踊りつかれて』(文芸春秋)は、情報化社会の闇を撃つ令和の社会派ミステリーだ。(編集委員 西田朋子)

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