暴力団事務所の前は通学路 小学校から約40メートルの位置に暴力団事務所を開設か 指定暴力団「六代目山口組」傘下組織組長ら男女7人逮捕 警視庁

東京・墨田区の区立小学校の近くで暴力団事務所を開いていたとして、指定暴力団「六代目山口組」の3次団体の組長の男ら男女7人が逮捕されました。 都の暴力団排除条例違反の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団「六代目山口組」の3次団体の組長・布施慎司容疑者(59)と組員の長根宏幸容疑者(61)ら男女7人です。 警視庁によりますと、布施容疑者ら7人は去年10月から今年5月末まで、墨田区の区立小学校から40メートルにある一軒家を借り、暴力団事務所を開いていた疑いがもたれています。 条例では、小学校や中学校などの周囲200メートル以内に暴力団事務所を開くことを禁止していますが、住宅の前は通学路になっていて児童が登下校していたということです。 別の特殊詐欺事件の捜査をしていたところ、受け子をしていた組の関係者が出入りする状況が確認され、逮捕に至ったということです。 警視庁は、この住宅が去年7月から事務所として使われていたとみて、実態を調べています。

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