「パイロンにぶつかったと思った」トンネル内の自転車男性ひき逃げ事件から2日 未明に自宅で逮捕された78歳の会社役員は容疑を一部否認 車は左のサイドミラー壊れ粘着テープで補修 長野・上田市

上田市で15日、自転車の男性がひき逃げされ大けがをした事件で、17日未明に逮捕された男は、「パイロンにぶつかったと思った」などと話していることが、捜査関係者への取材で分かりました。 上田市東内(ひがしうち)の県道平井寺トンネルで、15日午前10時半過ぎ、自転車に乗っていた69歳の男性が、後ろから来た乗用車にはねられ、ろっ骨を折る大けがをしました。 車はそのまま立ち去ったことから、警察でひき逃げ事件として捜査していましたが、17日未明、自宅に戻っていた東御市に住む78歳の会社役員の男を、ひき逃げなどの疑いで逮捕しました。 捜査関係者によりますと、男は「自転車ではなく、パイロンにぶつかったと思った」といった趣旨の供述をし、容疑を一部否認しています。 また、押収した車両の左側のサイドミラーが壊れ、粘着テープのようなものでとめられていたということで、警察が事故の状況や容疑者の事故後の行動を調べています。

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