太陽光発電施設をめぐり 収賄か 吉野町議72歳男などを送検

警察は吉野町内の太陽光発電施設をめぐり、収賄の疑いで逮捕された吉野町議を17日、奈良地検に送検しました。 収賄の疑いで検察に身柄を送られたのは吉野町議の西澤巧平容疑者(72歳)です。警察の調べによりますと西澤容疑者は町内の太陽光発電施設について太陽光パネルにかかる税の導入に関する議案を議会に提出しないなど事業を運営する東京都内の会社に便宜を図った見返りとして2023年9月に現金200万円を受け取った疑いがもたれています。 この施設は町がこの会社に約38ヘクタールの土地を貸し出し、2018年に完成しています。なお、この事件では事業に関わり賄賂を贈った疑いで東京都港区の会社役員の男ら2人も逮捕されています。警察は、捜査に支障があるとして3人の認否を明らかにしておらず、詳しい経緯について調べを進めています。

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