茅野市の民家に忍び込んで現金などを盗んだ後、職務質問から逃げようとして警察車両に車をぶつけるなどしたベトナム人の男4人が、18日までに警察に逮捕されました。 住居侵入や窃盗、公務執行妨害などの疑いで逮捕されたのは、いずれもベトナム国籍の住居不定で、自称解体作業員の37歳の男と、無職の37歳の男、解体業の39歳の男、それに無職の39歳の男の合わせて4人です。 佐久警察署などの調べによりますと、4人は、5月15日の午前0時ごろから午前3時ごろまでにかけて、茅野市玉川の住宅に忍び込み、現金7万円余りと、耐火金庫などを盗んだ疑いです。 また、自称解体作業員の37歳の男と、無職の37歳の男は、同じ日の午前9時過ぎ、長野市内の商業施設の駐車場で、職務質問を受けた際に、警察車両に車を衝突させて逃げようとしたとして、その場で逮捕されました。 このほか、自称解体作業員の37歳の男と、無職の37歳の男は不法残留の疑いで、解体業の39歳の男は旅券不携帯の疑いで、無職の39歳の男は無免許運転の疑いでも逮捕されました。 警察では、4人の関係性を調べるとともに、盗みなどの余罪があるものと見て調べています。