中古車情報サイト「グーネット」を運営する会社の元事業部長の男ら2人が、架空取引で会社から約3100万円をだまし取ったとして逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、中古車情報サイト「グーネット」を運営するプロトコーポレーションの元事業部長、伊藤隆弘容疑者(50)と、取引先で、広告コンサルタント業の社長、嶋田正幸容疑者(51)です。 警察によりますと、2人は共謀して、おととし10月、プロトコーポレーションに、ホームページの管理などに関する架空の請求書を提出させるなどして、会社から約3100万円をだまし取った疑いがもたれています。 警察は、2人の認否を明らかにしていません。 会社が公表した特別調査委員会の報告書によりますと、伊藤容疑者は、2013年1月ごろから架空取引を始めたとされ、2014年8月から去年3月までに計上された架空の売り上げは、19億5900万円に上るということです。