「バカラ」賭場開き利益 容疑の店舗責任者ら8人逮捕 3年間で5億円以上売り上げか

東京・西麻布の雑居ビルで客にバカラ賭博をさせたとして、警視庁暴力団対策課などは、賭博開帳図利の疑いで、店舗責任者とみられる房安裕紀容疑者(51)=渋谷区円山町=を逮捕した。同幇助(ほうじょ)の疑いで、橋本雅也容疑者(50)=さいたま市=ら従業員7人も逮捕した。いずれも容疑を認めている。 房安容疑者の逮捕容疑は7月5日夜、港区西麻布の雑居ビルの一室で、客にバカラ賭博をさせ、手数料名目で金銭を得たとしている。 暴対課によると、令和4年夏ごろから店を開き、1日平均7~8人の客が来店。月に約1500万円、3年間で約5億円以上を売り上げていたとみられる。店名や看板はなかった。 暴対課などは5日夜~6日未明に店舗を捜索し、現金約640万円や、バカラ台2台、トランプやチップなど計約110点を押収した。客2人も現行犯逮捕したが、すでに釈放された。暴対課が詳しい資金の流れなどを調べている。

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