神奈川県相模原市は、市立小学校の教諭が勤務先の女子トイレに盗撮目的でカメラを仕掛けたとして懲戒免職処分としたと発表しました。 相模原市は、市立小学校に勤務していた加倉井蓮也容疑者(25)が今年5月中旬から6月上旬にかけて勤務先の学校の複数の女子トイレに盗撮目的で小型カメラを仕掛けたとして、きょう(19日)付で懲戒免職としました。 カメラは4つの個室に1個ずつ設置され、コンセントに偽装されていたということで、児童が不審なコンセントに気づき、教員に相談したことから発覚したということです。 捜査関係者によりますと、加倉井容疑者は撮影処罰法違反の疑いで逮捕されているということです。 加倉井容疑者は市の聞き取りに「児童を撮影したいと思ってカメラを設置した。自制心が効かなかった」と話していたということです。 相模原市は「児童が日々を過ごす学校現場においてこのような行為を行ったことは許し難い行為であり、子供たちや保護者をはじめ、市民の皆様の信頼を大きく損なったことに対して、深くお詫び申し上げます」とコメントしています。