群馬県桐生市役所の新庁舎建設工事を巡り、公競売入札妨害の疑いで逮捕された群馬県議相沢崇文容疑者(49)=桐生市=ら4人が、落札者を決める評価項目のうち、工期の短さなどの「技術評価点」に関する入札公告案を不正に変更させた可能性があることが20日、埼玉、群馬両県警の合同捜査本部への取材で分かった。 合同捜査本部は、協力者が不正に漏らした入札公告案を、4人が技術面で有利な内容に変えさせた上で入札公告が行われたとみて捜査する。同日、4人を送検した。 相沢容疑者以外の3人は、関東建設工業(群馬県太田市)の営業部長石原秀光容疑者(75)と、下請け会社の役員2人。