《ロケの合間 むちゃくちゃ癒された たまらん》 猫がじゃれ合う動画とともにこのような穏やかな投稿をしてから、わずか3日後。穏やかでない事態に──。 TOKIO・国分太一(50)が芸能活動を休止するといった報道が20日早朝から駆け巡っている。 「現時点で明確な理由は不明ですが、“重大なコンプライアンス違反”があったとのことです。国分さんはこれにより芸能活動を休止し、この件に関して日本テレビの社長は20日午後1時に緊急で記者会見を開くことになっています」(スポーツ紙記者) 国分は現在、テレビ・ラジオで6本のレギュラー番組を抱えている。TOKIOとして出演する『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)を筆頭に、個人でも『世界くらべてみたら』(TBS系)、『男子ごはん』(テレビ東京)、『TOKIOテラス』(毎日放送)など。“株式会社”となったTOKIOのメンバーでもいちばんメディアに出続けてきた。 「6本のレギュラー番組には、国分さんサイドからすべて降板を申し入れており、各局はその対応に追われています」(前出・スポーツ紙記者、以下同) この件に関して今日開かれる会見はレギュラーとして出演していた『ザ!鉄腕!DASH!!』を放送する日本テレビが行うことになっている。 「国分さん個人の問題であれば、元メンバーの山口達也さんの不祥事のときのように本人、もしくは株式会社TOKIOで行うのが本来の形であるはず。それが今回は日テレによるものなので、この案件に日テレ関係者が関わっている可能性が高いでしょう」 トラブル発覚前の今月16日、国分はのんきに冒頭の猫についての投稿をXで行っている。 「そこから19日深夜に発覚。日付が変わって20日より各メディアが報じて、早朝には“日テレが会見”となりました。このスピードは異例ですね」 そこにある“理由”を見出すテレビ局関係者は次のように話す。 「このスピーディーな展開は、対応が遅れに遅れ、その対応自体も批判を呼び、いまだ解決に至っていない一連のフジテレビ問題を受けてのものでしょう」 フジテレビは問題がすべて白日の下に晒されるのを恐れて後手を踏み続けた。 「そんなフジの対応を反面教師するように、まず“何があったのか”ということを、とにかく早く世間に伝える。ことの是非を社内などでどうこう調整するというより、まず発表することを優先したのだと思います」(前出・テレビ局関係者、以下同) 今の時代、“問題”は発覚してしまえば、遅かれ早かれ白日のもとに晒されてしまうことになるだろう。 「テレビ局に問われるのは、どう対応したのか。初動が遅くなればなるほど状況は悪くなると判断したのでしょう。フジテレビの二の舞いだけは避けようということをいちばんに調整したのだと思います」 業界では「逮捕よりヤバイ案件なのでは」と囁かれている――。