自民、鈴木宗男氏の復党を近く協議 参院選で比例公認着手へ ロシアをはじめ各国に独自の人脈

自民党は、鈴木宗男参院議員(無所属)について、近く党紀委員会で復党について協議し、7月の参院選比例代表での公認手続きに着手する調整に入った。 鈴木氏は復党や公認手続きを見据え、議員辞職する意向。 2019年の参院選で日本維新の会の比例代表候補として当選し、23年に離党している鈴木氏。国会法は衆参両院の比例選出議員の政党間移動を禁じており、自民から出馬する場合には議員辞職が必要となる。 鈴木氏は北方四島支援などを巡る疑惑などで02年に自民を離党。東京地検特捜部に逮捕され、10年に有罪が確定した。これまで北海道・沖縄開発庁長官、内閣官房副長官などを歴任し、ロシアをはじめ各国に独自の人脈を持っており、1998年には閣僚として初めて北方領土を訪問、長年に渡って領土問題に取り組んできた。

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