妻の首つかみ殴打容疑、79歳夫逮捕 妻は死亡「布団汚れ、かっと」

70代の妻の顔を殴り、けがを負わせたとして、大阪府警は20日、大阪市鶴見区今津中3丁目、無職小島義孝容疑者(79)を傷害容疑で逮捕、送検したと発表した。妻は搬送先の病院で死亡が確認され、府警が暴行と死亡の因果関係を調べている。 鶴見署によると、小島容疑者は5月31日午後6時ごろ、自宅で妻の洋子さん(75)の首をつかんで壁に押しつけ、顔面を数回平手打ちし、けがを負わせた疑いがある。容疑を認め、「妻の失禁で布団が汚れ、かっとなってたたいた」と述べているという。 小島容疑者は洋子さんと2人暮らしで、6月1日に救急相談センター(#7119)に通報。署が同日、小島容疑者を逮捕した。洋子さんは同10日に搬送先の病院で死亡が確認された。司法解剖の結果、死因は頭部打撲による外傷性脳腫脹(しゅちょう)だった。(岡田真実)

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