2024年、石川県白山市のスキー場で送電用のケーブルなどを盗んだ疑いで逮捕されたボリビア国籍の男が、加賀市内の閉館した宿泊施設から銅線ケーブルなどを盗んでいたとして19日、再逮捕されました。自称解体業の男も関与したとして、6月18日に逮捕されています。 窃盗の疑いで再逮捕されたのは、ボリビア国籍で住居不定の自称アルバイト従業員の男(49)で、長野県上田市の自称解体業の男(63)も犯行に関わったとして新たに逮捕されました。 警察によりますと、2人は2024年11月、加賀市内の閉館した宿泊施設から銅線ケーブル合わせておよそ150メートルや排水管など、30万円相当を盗んだ疑いが持たれています。 ボリビア国籍の男は2024年、白山市の白峰アルペン競技場や群馬県内のスキー場で送電用ケーブルなどを盗んだ疑いで逮捕されていて、余罪を捜査する過程で今回の犯行が明らかになりました。 取り調べに対し、ボリビア国籍の男は「2人でケーブルなどを盗んだ」と容疑を認めている一方、自称解体業の男は容疑を否認しています。警察は転売目的の犯行とみています。