21日未明、三重県鈴鹿市で、大麻を所持していた疑いで、ブラジル国籍の男が逮捕されました。男はパトカーに追跡されて車で逃走中に、別の乗用車と衝突事故を起こしていました。 警察によりますと、21日午前0時すぎ、鈴鹿市内を巡回中の警察官が、携帯電話を使いながら運転していた車を見つけ、停止するよう求めましたが、車は逃走し、約2・5キロ離れた信号のある交差点で、別の乗用車と衝突しました。 この事故で、逃げた車を運転していた男と同乗者、それに乗用車の運転手の3人が軽いケガをしたということです。 現場近くの道路に乾燥大麻約25グラムが落ちていて、警察は車で逃走したブラジル国籍の職業不詳の21歳の男を麻薬取締法違反の疑いで逮捕しました。 調べに対し、男は容疑を認めているということです。パトカーで追跡した際の衝突事故の発生について、鈴鹿警察署は「適正な職務執行と考えている」とコメントしています。