成田署は18日、実際にリフォーム工事をせずに代金として現金計550万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで横浜市泉区、自称内装業の男(38)を逮捕した。 逮捕容疑は2月5日ごろ、成田市の女性(83)宅を突然訪問し「砂が床下に入り込んでいるから砂を出さなくちゃだめだ」などとうそを伝え、同月7日に300万円をだまし取った疑い。同月10日にも再び訪れ、トイレのリフォーム工事を行う必要があるとだまし、250万円を指定の口座に振り込ませた疑いもある。 同署によると、容疑者は「リフォーム契約を結んでおり、だましたわけではない」と容疑を否認しているという。この女性とともに市内の郵便局に向かい、出金させたとみられる。女性から、容疑者と連絡が取れなくなったと相談を受けた関係者が110番通報した。(本紙・千葉日報オンラインでは実名報道)