修理名目で預かっていた他人名義の車を、無断でオークションに出品し、代金を横領したとして、21日、男(30)が、横領の疑いで逮捕されました。 逮捕されたのは、長崎県大村市古賀島町に住む男(30)です。 警察によりますと、男は、中古車販売店の役員を務めていて、2024年1月ごろ、以前から客として面識のあった長崎県島原市の看護師の女性(50)から、壊れた車の修理を依頼されました。 その後、男は無断で、女性の車をオークションに出品し、落札した佐賀県鳥栖市の車両販売店から、2024年2月と3月の2回にわたり、合計327万円の代金を横領した疑いがもたれています。 2025年2月に女性から届け出を受けた警察が捜査を進めたところ、男の犯行が明らかになったとして、21日、男を横領の疑いで逮捕しました。 調べに対し、男は「売ったことは間違いないが、勝手に売ったわけではない」と容疑を一部否認しているということで、警察が、詳しい状況や動機などを調べています。