交通死亡事故が急増 トラックと自転車が衝突し高齢男性が死亡

22日、滋賀県長浜市の国道でトラックと自転車が衝突する事故があり、自転車に乗っていた高齢男性が死亡しました。警察では、県内で交通死亡事故が急増しているとし、注意を呼び掛けています。 警察によりますと22日午後2時ごろ、長浜市木之本の国道8号で道路を横断中だった自転車とトラックが衝突しました。この事故で、自転車に乗っていた近くに住む84歳の男性が頭などを強く打ち病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。男性はヘルメットを着用していなかったということです。 警察は、トラックを運転していた長浜市西上坂町の会社員の男・58歳を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。 調べに対し男は「考え事をしていて前に集中出来ていなかった」と話しており、警察では容疑を過失運転致死に切り替え、ドライブレコーダーの解析や目撃者に話を聞くなどして事故の原因を詳しく調べる方針です。 県内では、今年に入ってから今月16日までの間、交通事故による死者数が24人に上っており、去年の同じ時期に比べて14人増加しています。警察では、交通死亡事故の急増をうけて、ドライバーに対し常に緊張感を持って「かもしれない運転」を徹底することを呼び掛けています。 また、歩行者・自転車に対しては、左右の安全確認や反射材の着用など、事故に遭わないための対策を呼び掛けています。

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