大リーグ大谷選手エージェント装い、現金詐取か ネパール人親子逮捕

大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手のエージェントをかたり高齢女性から100万円をだまし取ったとして、警視庁は24日、東京都足立区江北2丁目、ネパール国籍の大学生ニウレ・スマン・クマール(26)と、父親の職業不詳シャルマ・パドマ・ナス(44)の両容疑者を詐欺容疑で逮捕し、発表した。2人は容疑を認めているという。 高輪署によると、2人は何者かと共謀して昨年11月、大谷選手になりすまして「保険料が必要だが足りない、僕の保険料を払ってくれませんか」などと東京都港区の80代女性にうそを言い、現金100万円をだましとった疑いがある。 ニウレ容疑者は、フェイスブックで大谷選手を名乗るアカウントを作成して女性に連絡。「東京に帰れば全額返金する」「試合時間が近づいているので(電話に)出られない」などと大谷選手のふりをしてやりとりを重ねていた。保険料支払いの依頼後、ニウレ容疑者は「大谷選手のエージェント」を名乗って女性が住むマンションを訪れ、現金を受け取ったという。(比嘉展玖、長妻昭明)

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