客が違法な運転をする可能性を知りながらペダル付き電動バイク「モペット」を販売したとして、警察はモペット販売店の経営者ら4人を逮捕・送検しました。 道路交通法違反の疑いで逮捕・送検されたのは大阪市中央区のモペット販売店経営のリュウ・ユエ容疑者(41)と従業員の男ら3人です。 リュウ容疑者らは今月上旬、客が違法状態で走行させるおそれがあることを知りながらモペットを販売した疑いなどが持たれています。 モペットを公道で利用するには、原付バイク以上の運転免許が必要で、ナンバープレートなどの装着が義務付けられていますが、警察によりますと4人は販売時に客に対して運転免許証の確認やナンバープレートの装着義務に関する説明をしていなかったということです。 警察は4人の認否を明らかにしていません。大阪府内でモペットの販売に関する違反の検挙は初めてです。