アルファードの盗難車に不正に取得したナンバープレートを取り付けたとして、自動車整備会社の社長らが逮捕された事件で、警視庁は事件の指示役とみられる指定暴力団住吉会系幹部の男を新たに逮捕し、住吉会本部を家宅捜索しています。 26日午前、警視庁が家宅捜索に入ったのは、東京・港区の住吉会の本部事務所です。 家宅捜索は住吉会系幹部細淵力容疑者が2023年、トヨタ「アルファード」の盗難車に、別の車の車台番号を付け替えたなどとして、逮捕されたことを受けて行われました。 付け替えはすでに逮捕された自動車整備会社の社長の男が行っていて、細淵容疑者は指示役とみられています。 警視庁は細淵容疑者が、こうしたアルファードを車の購入が困難な暴力団関係者へ販売していたとみて調べています。