2005年、神戸市内の質店兼住居で、経営者が殺害され、現金1万650円が奪われた強盗殺人事件・「神戸質店事件」で、一貫して無実を訴え続け、1審は無罪となったものの、2審の大阪高裁で言い渡された無期懲役が確定し、服役している緒方秀彦受刑者(66)について、先ほど=26日午後『再審=裁判のやり直し』を求め、弁護団が申し立てました。 裁判では、事件当日に質店の前で不審な人物を目撃したという目撃者が、目撃してから1年10カ月後に「目つきが似ている」と証言したことがカギとなっていて、弁護団は目撃証言に関する科学的な検証を「無罪につながる新しい証拠」として用意し、裁判のやり直しを求めています。