被害が過去最悪に…いしかわ詐欺ゼロ広報キャスターに石川テレビ・尾崎アナ等 特殊詐欺被害は20代も多く

県内4人のアナウンサーが「いしかわ詐欺ゼロ広報キャスター」に任命され、石川テレビからは尾崎アナが選ばれました。この機会に詐欺被害の防止に役立つアイテムも教えてもらいました。 5月末までに県内で認知された特殊詐欺の件数は83件、被害総額は約6億1800万円に上っていて、すでに過去最悪の数字となっています。このため県警は、詐欺被害の撲滅に向けて広報を強化するため県内のアナウンサー4人を「いしかわ詐欺ゼロ広報キャスター」に任命しました。 式の中で竹本邦夫生活安全部長が「被害者は若者を含めて幅広い年齢に広がっている。強力な発信力を持つアナウンサーの力を借りて被害者を一人でもなくしたい」と期待を述べました。 式の後、アナウンサーたちは今年に入って急増する警察官をかたる詐欺の電話を体験しました。 警察官をかたる男: 石川県警の○○と申します。あなたにマネーロンダリングの疑いがかかっています。 尾崎アナ: マネーロンダリングですか? 警察官をかたる男: もし逮捕されたくなければあなたの持っている口座や資産を全て教えてください。 尾崎アナ: 急に口座と言われてもすぐにはお答えできないんですが。 警察官をかたる男: それでは逮捕されてもいいということですね。 固定電話からの詐欺被害防止に役立つのが、事前に警告の音声が流れ自動で電話のやり取りを録音する機械です。 尾崎アナ: 後で家族と相談もしやすいですし、これは詐欺だなって冷静な目で周りが気付けそうですね。皆さんにぜひつけていただきたいと感じました 任命されたアナウンサーたちは今後SNSやテレビを通じて詐欺の手口や被害の現状について伝えていきます。

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