韓国・尹錫悦前大統領がソウル高等検察庁に出頭 捜査機関の取り調べを受けるのは今年1月以来

韓国の尹錫悦前大統領は28日、非常戒厳をめぐる内乱事件の捜査に関連して、特別検察官の要請を受け、きょうソウルの検察庁に出頭しました。 尹氏は28日午前、昨年末の非常戒厳をめぐって特別検察官の任意の事情聴取に応じるためソウル高等検察庁に出頭しました。集まった報道陣の質問に一切答えず庁舎に入りました。 特別検察官は今月、李在明政権が発足すると、与党「共に民主党」の主導で、事件を政府から独立して捜査するために設置されました。 尹氏は今年1月、現職大統領として初めて内乱罪で逮捕・起訴されましたが、その後3月に釈放されていて捜査機関の取り調べを受けるのは今年1月以来です。 特別検察官は、尹氏が大統領公邸に立てこもり、警護庁に拘束令状の執行を妨害するよう指示した疑いや、軍司令官の携帯電話に関する証拠隠滅を図った疑いなど、特殊公務執行妨害や職権乱用などの容疑でも捜査を進めています。

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