俳優の谷原章介(52)が30日、MCを務めるフジテレビの情報番組「サン!シャイン」(月~金曜前8・14)に出演。女子児童を盗撮し交流サイト(SNS)のグループチャットに投稿、共有したとして、性的姿態撮影処罰法違反の疑いで教員2人が愛知県警に逮捕された事件について言及した。 逮捕されたのは、名古屋市立小の教員の男(42)と、横浜市立小の教員の男(37)。名古屋市立小の教員の男は「学校のデジタルカメラを使った」との趣旨の供述をしている。県警は、2人の携帯電話などを解析して他のメンバーの特定を進めている。 捜査関係者によると、グループチャットのメンバーの一人で、体液を勤務校の児童のリコーダーに付着させたりしたなどとして、器物損壊罪などで起訴された名古屋市立小の教員の男(34)の携帯電話を調べ、グループの存在が判明した。他のメンバーも小中学校の教員とみられ、女子児童の着替えの様子を撮影したものなど約70点の画像や動画が共有されていた。 谷原は「何を信じればいいのかというのを凄く強く思いましたよね。教師って聖職とずっと言われているわけじゃないですか。そういった聖職を志した時、そういって務めている時に良心が痛まなかったのかなって」と自身の受け止めを話した。 また、カズレーザーが学校内へのカメラ設置を提案すると、「どこまで撮ればいいのか。絶対に死角とか撮れない場所が出てくるじゃないですか。トイレの中、トイレの個室の中だったりとか。それをじゃあ記録として持っている時点で、その記録を悪用できる立場の人がそういうことを」と管理者が盗撮行為をすることを危惧。これに対しカズレーザーが「死角が発生するのは、しようがないと思う。その死角があるよっていうのを全員が意識するのが大事だと思う」と言うと、「どこまでやればいいのか。信頼関係の問題だとも思うから、どこまで疑ってどこまで防御策を講じれば解決できるかってなかなか出口が見えないね」と話していた。