日本大学重量挙部の元監督が特待生の保護者から現金をだまし取ったとして逮捕された事件で、別の特待生の保護者からも現金をだまし取ったとして再逮捕されました。 再逮捕されたのは、日本大学重量挙部の元監督・難波謙二容疑者(64)で、おととし12月、授業料などが免除される特待生として入部予定だった生徒の保護者4人に「初年度は入学金や授業料が必要」などとうその文書を送り、現金あわせて262万円をだまし取った疑いがもたれています。 警視庁によりますと、だまし取った金のうち、およそ100万円は不審に思い問い合わせた保護者に返還し、25万円以上は歯の治療費などに使っていたということです。 難波容疑者は「寄付金として保護者の了解を得て頂いたお金だと思っていた」と供述しています。 難波容疑者は2022年、特待生として入部予定だった生徒の保護者から現金をだまし取ったとして、今月、逮捕されていました。