6月28日に鳴門市の飲食店駐車場で、鉄パイプで男性を殴りバイクを奪ったなどとして、強盗などの疑いで逮捕された夫婦が30日、送検されました。 送検されたのは、鳴門市高島の自称・画家の46歳の男と、妻で無職の25歳の女です。 警察によりますと容疑者の男は、28日の午後2時ごろ、鳴門市の飲食店駐車場で、香川からツーリングに来ていた男性5人組を「香川の者が徳島の道を走っていいのか」などと脅した上、妻から受け取った鉄パイプで男性1人の顔を殴り、バイクを奪った強盗の疑いが持たれています。 男性は軽いけがをしました。 奪ったバイクで逃走した男は約1時間20分後、警察の追跡途中に歩道を走行したとして、道路交通法違反の疑いで現行犯逮捕。 車で逃げていた妻も逮捕されました。 調べに対し男は「借りたバイクに乗っただけ」、妻は「夫が勝手にやったこと」などと、2人とも容疑を否認しているということです。