23年ぶり自民復党の鈴木宗男氏「娘と一緒に選挙、今からワクワク」

23年ぶりに自民党に復党し、3日公示の参院選に自民公認の比例代表で出馬する鈴木宗男氏(77)は30日、東京都内のホテルで開かれた会合で「この選挙で今からワクワクすることがある。自民所属議員として、(長女の)鈴木貴子が一緒に車に乗ってくれる。これができるだけでもありがたい」と述べた。貴子氏(39)は自民の衆院議員。 会合は「鈴木宗男を叱咤(しった)激励する会」で、支援者ら約950人が参加した。鈴木氏が支援し、再審無罪が確定した袴田巌さんの姉秀子さん(92)の姿もあった。 鈴木氏は北方四島支援を巡る疑惑などで2002年に自民を離党し、東京地検特捜部に逮捕されて10年に有罪が確定した。 貴子氏が衆院議員になったのは13年で、「残念ながら、選挙で、同じ車で、同じマイクを持って、一緒に戦うことはなかった」(鈴木氏)という。 鈴木氏は19年の参院選比例代表で日本維新の会から出馬して当選したが、23年に維新を離党。無所属で活動していたものの、自民に復党するため、6月20日に議員辞職していた。【遠藤浩二】

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