愛媛県四国中央市の会社役員の女性が、大阪府警の警察官を名乗る特殊詐欺被害にあい、捜査を口実に約3500万円をだまし取られました。警察が被害届を1日に受け捜査しています。 被害にあったのは、四国中央市に住む会社役員の女性(70代)です。 警察の調べによりますと女性は今年6月中旬、携帯電話ショップの店員を名乗る男から「あなたの名前で不正に契約されている」と電話でウソを言われました。 このあと大阪府警を装う男から携帯電話にかかり、詐欺事件との関わりをでっち上げられて無実の証明に「紙幣調査が必要」と言われ、6月25日から27日までの間、指定された口座へ市内のATMから約3500万円を振り込みだまし取られました。 警察は特殊詐欺事件として捜査していて、逮捕を逃れることを理由に警察が金銭の振り込みを指示することはないと呼びかけています。