水道管の点検を装い「水が漏れている」などとうそを言って、工事費をだまし取ろうとした疑いでリフォーム会社の社長ら2人が逮捕されました。 逮捕されたのは、名古屋市緑区のリフォーム工事会社「暮らしワン」の社長、梅木智晶容疑者(34)と従業員の黒坂陽介容疑者(27)です。 警察によりますと2人は去年4月、水道管の点検を装って名東区の85歳の女性の自宅を訪問し、「外の給水管から水が漏れてますよ」、「新しくしないと下の階まで水が漏れてしまいます」などとうそを言って、工事費用120万円をだまし取ろうとした詐欺未遂などの疑いがもたれています。 梅木容疑者らは、名古屋市内を中心に給湯器などの無料点検を装って高齢者の住宅を訪問し、同様の犯行を繰り返していたとみられ、去年12月までの2年間で122件の被害相談が寄せられているということです。 警察は2人の認否を明らかにしていません。