被害者200人以上か 出資法違反容疑で男2人逮捕 被害額15億円以上とみて捜査 札幌市

配当金と元本保証をうたって無許可で現金を預かる出資法違反の疑いで、札幌市に住む男2人が逮捕されました。 同様の手口での被害者は200人以上、被害額は15億円以上とみられています。 (吉岡記者)「田口容疑者が出てきました。まっすぐ前を向いてバスに乗り込みます。これから札幌地検へと身柄が送られます」 出資法違反の疑いで逮捕・送検されたのは、会社役員の田口真也容疑者と、自称・自営業の西川誠和容疑者です。 田口容疑者らは、国からの許可を得ないまま元本を保証するなどとして、札幌に住む男女2人と道外に住む女性から、合計860万円を業務として預かった疑いが持たれています。 警察によりますと、男女3人は「毎月5~10%の配当がもらえ、1年後には元本も返ってくる」と勧誘を受け、現金を預けたものの、配当金は1~2回しか受け取れず、元本も返ってこなかったということです。 田口容疑者らの認否は明らかにされていません。 警察は同様の手口での被害者が200人以上、被害額は15億円以上にのぼるとみて、捜査を進めています。

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