盗品のトヨタ高級車を保管疑い、男性3人を逮捕 警視庁

トヨタの高級車を盗品と知りながら保管したとして、警視庁捜査3課は4日、茨城県下妻市の倉庫を盗品等保管容疑で家宅捜索し、男性3人を同容疑で現行犯逮捕した。 逮捕されたのはいずれも職業不詳で、同県筑西市海老江の藤木雅人(59)▽同市横塚の門馬裕敏(51)▽自称ネパール国籍で住所不詳のギミレ・ギャンドラ・プラサッド(23)――の3容疑者。 逮捕容疑は4日、下妻市の倉庫で盗難車のレクサス1台(1000万円相当)を保管したとしている。いずれも「盗品と知らなかった」と否認している。 警視庁によると、東京と近県での自動車盗の追跡捜査で、盗難車の所在が現場周辺で途絶え、5月中旬以降、約20台が倉庫に搬入されたのが確認された。捜索では、愛知や茨城県内で盗まれたレクサスのSUVやハリアーなど3台を押収。レクサスは、車の制御システムに侵入し、解錠やエンジン始動を行う「CANインベーダー」に近い手口で盗まれた形跡があったという。 都内では6月末までに69台が盗まれ、半数以上がトヨタの高級車だった。一度解体された後、海外に輸出されているとみて調べる。【菅健吾】

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