名古屋市内の複数の店舗から総額310万円以上のネックレス4本を盗んだなどとして、”トクリュウ”の一員とみられる19歳の男が逮捕されました。「一人でやると捕まる可能性があったので、後輩などにやらせた」などと話しているということです。 窃盗などの疑いで逮捕されたのは、名東区に住む無職の19歳の男です。警察によりますと、男は今年4月、仲間と共謀し、名古屋市内の時計店など3店舗から、ネックレス4本、販売価格あわせて310万円以上を盗んだ疑いがもたれています。いずれも店でネックレスを試着したまま逃走する手口で、男は知人や後輩に指示を出し、実行役をさせていたということです。 調べに対し「一人でやると捕まる可能性があったので、後輩などにやらせた」などと話し、容疑を認めているということです。 また男は同級生を闇バイトの指示役に紹介した疑いももたれていて、警察は、いわゆる“トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)”の仲介役とみて、捜査を進めています。