不正に手に入れた車を輸出するためにうその届け出をした疑いでパキスタン人の男らが逮捕されました。 逮捕されたのはパキスタン国籍で自動車解体施設=ヤードの経営者アフマッド・シャハザード容疑者(53)ら2人です。 警察によりますと、シャハザード容疑者らはことし5月、実際は愛知県春日井市の自分たちのヤードで車を解体したのに、別の業者が解体したとうその届け出をした疑いがもたれています。警察は2人の認否を明らかにしていません。 シャハザード容疑者は、持ち込まれた車が自動車販売会社から横領されたものと知りながら買い取った疑いなどですでに逮捕されていました。 このヤードでは去年1年間で、不正に入手した車およそ160台が解体されていたとみられ警察は海外に輸出されていたとみて調べています。