つがる警察署によりますと、6月19日に青森県内に居住する60歳代の女性のスマートフォンにNTTドコモインフォメーションセンターのヤマグチを名乗る男から電話があり ・あなた名義で契約された電話の迷惑電話で被害者が出ている ・長野県警が対応しているので、このまま電話を繋ぐ などと言われ、長野県警を名乗る男に電話が代わり ・マネーロンダリングで逮捕した男が、あなたも犯罪に関与していると話しており、あなたに逮捕状がでている などと言われました。 男から紹介されたLINEアカウント「田中守」を登録したところ、ビデオ通話で警察手帳を見せられた上、田中の上司と称する「遠藤司」を紹介されました。 その後、遠藤とのLINEのビデオ通話で ・マネーロンダリングの疑いを晴らすため、あなたの資産を確認しなければならないので、口座の現金をすべて送るように。 ・調査が終われば返金する。 などと言われ先月25日から今月2日までの間、5回にわたり指定された口座に現金250万円を振り込みました。 振込後、テレビで同様の詐欺被害のニュースが放映されたため、警察に相談し被害に気づいたということです。 警察は、犯罪の共犯者の可能性があるなどと言って金銭を要求する詐欺事件が増えていると注意を呼びかけています。