他人にキャッシュカードを渡した疑い 警察に相談して犯罪行為と判明…無職の男(52)を逮捕 山口・宇部

自分のキャッシュカードを渡して暗証番号を伝えたとして、山口県警宇部署は9日、福岡県北九州市に住む無職の男(52)を、犯罪収益移転防止法違反の容疑で逮捕しました。 警察によりますと、男は今年1月18日ごろ、何者かにキャッシュカードを渡し、暗証番号を伝えた疑いがもたれています。 男はインターネットで「融資を受けられる」というサイトから、相手側とつながりました。融資を受ける条件として、自分のキャッシュカードなどを渡すことを示されたため、男は東京都内のアパートにキャッシュカードを送ったということです。 相手側は、キャッシュカードを何らかの理由で使用する目的だったとみられます。 キャッシュカードを渡した後で連絡が途絶えたことからことから、男が警察に相談したところ、男の行為が犯罪にあたると判明しました。警察は、自首が成立するとみています。男は「キャッシュカードを譲渡したことは間違いないが、法律違反という認識はなかった」と供述しているということです。警察で、詳しい事件の状況を調べています。

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