マカオ治安警察局は7月8日、未成年女児に対する非礼行為によりマカオで就労する中国人(中国本土居民)の男(40代)を逮捕したと発表。 同局によれば、同月4日午後、女児が学習塾へ向かうためマカオ半島北西部の筷子基(ファイチーケイ)エリアの歩道を単独で歩いていたところ、話しかけるそぶりで近づいてきた見知らぬ男から顔や尻を撫でられ、男はこの出来事について家族に打ち明けないよう言い残して去っていったが、怖さを感じて学習塾のスタッフに相談し、家族と警察へ通報するに至ったとのこと。 通報を受けた同局が「天眼」と呼ばれる公共エリアの監視システムを活用して容疑者の男の身元を特定し、同月5日午後に男を現場付近の自宅で発見・逮捕することに成功。 男は同局の調べに対し、以前、路上で女児を見かけた際に容姿に惹かれ、事件当日に女児に近づき上述の行為をしたことを認める供述をしたといい、同局では捜査で得られた情報を綜合判断し、男を刑法第166条の児童に対する性犯罪で検察院送致する方針とした。