空き家の室外に設置されている給湯器を盗んだとして、神戸市長田区に住む31歳の男が逮捕されました。長田警察署の管内では今年、給湯器が盗まれる事件が他にも28件発生していて、兵庫県警は関連を調べています。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、神戸市長田区の会社員・中川拓也容疑者（31）です。 警察によりますと、中川容疑者は今年5月、神戸市長田区二葉町9丁目の空き家で、室外に設置されていた給湯器1台を盗んだ疑いが持たれています。 中川容疑者はネジなどを取り外して給湯器を盗み、他者に販売した可能性があるとみられています。 取り調べに対し「空き家のガス給湯器をホースを外して盗みました」と容疑を認めているということです。 兵庫県警長田署の管内では今年、室外給湯器が盗まれる事件が他にも28件発生していて、被害にあった住宅の多くが空き家だったということです。 県警は中川容疑者がこの28件にも関与した可能性があるとみて、捜査を進めています。