盗品ランクルを保管 容疑の男2人を逮捕、三重県警

盗品と知りながらトヨタのランドクルーザーを倉庫に保管したとして、三重県警は11日、盗品等保管の疑いで、いなべ市北勢町阿下喜、自称自動車部品販売業伊藤慎也容疑者(53)と春日井市勝川町二丁目、自称アルバイト従業員米倉順寛容疑者(56)を逮捕した。 逮捕容疑は同日午前9時半ごろ、いなべ市北勢町阿下喜の倉庫で、盗品のランドクルーザー1台(時価900万円相当)を保管した疑い。県警は2人の認否を明らかにしていない。 県警によると、同日、盗品等無償譲り受けの疑いで倉庫を家宅捜索。名古屋市内のコインパーキングで盗まれていたランドクルーザーが、シートやドアが取り外された状態で見つかった。 四日市北署が自動車の窃盗に関わったなどとして今年1月に暴力団関係者を逮捕し、その後の捜査で伊藤容疑者が管理する倉庫に不審な車が持ち込まれていることが判明したという。 倉庫で解体された高級車が海外に不正に輸出されていた可能性もあるとみて、県警は暴力団の関与も含め、ランドクルーザーが持ち込まれた経緯などを調べている。

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