不正入手した電子ポイントで高知市の量販店から商品を騙し取った指示役とみられる男を逮捕【高知】

不正に入手した他人の電子ポイントを使い高知市の量販店から商品を騙し取った疑いで高知県警は13日、住所不定無職の男を逮捕しました。 不正アクセス禁止法違反と詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所不定無職の天野翔太容疑者(36)です。 調べによりますと天野容疑者は2024年7月、県内の男2人と共謀し東京の会社が管理するコンピューターに不正にアクセスし、他人の電子ポイントを不正に入手。そのポイントを高知市の量販店で使用し、9万9000円分の電動工具5点を騙し取った疑いです。 共犯の男2人は、2024年同じ店で同様の行為をし既に詐欺の疑いで逮捕、送検されていて、県警の捜査でこのうちの1人と秘匿性の高い通信アプリ「テレグラム」でやりとりしていた天野容疑者が浮上しました。 天野容疑者は上位指示役とみられ、男2人は騙し取った商品を転売して得た現金の一部を天野容疑者に仮想通貨の形で渡していたとみられます。 調べに対し、天野容疑者は「分からない」と容疑を否認していますが、2025年1月にも別の電子計算機詐欺事件で京都府警に逮捕されています。 高知県警は、天野容疑者がどのように他人のIDとパスワードを手に入れたのか調べると共に他県の警察と連携しながら事件の全容解明を進める方針です。

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