消息不明の遠野なぎこ、6月24日に会話した小原ブラス「何かのサインだったのか」 前所属事務所「家族にも電話がつながらず」

ロシア出身でタレントの小原ブラス(33)が13日までにYouTubeチャンネル『小原ブラスの知らんけど』を更新し、消息不明の俳優・遠野なぎこ(45)について言及した。遠野は6月27日を最後にインスタグラムの投稿はストップしているが、小原は同24日頃には会話したこと、一部で伝えられた「遠野なぎこの自宅で遺体発見」とする報道に触れ、連絡を試みたが音信不通な状態が続いていることなどを明かした。 小原は神妙な面持ちで言った。 「結構、仲良くさせてもらってたのよ。なぎこさんは(インスタグラムを)13人しかフォローしてないけど、その中でも私をフォローしてて、ことあるごとによくLINEしたり、お話をしたり、ご飯に行ったりもあったんだけども」 その上で、6月24日に会話。かつて共演していたフジテレビ系バラエティー番組『アウト×デラックス』の担当者が、オンラインカジノの常習賭博の疑いで警視庁に逮捕された情報について話したことを明かした。その際、遠野は「うちらはアウト軍団だけど、社会に迷惑をかけないでおこうね」と話していたという。 この時のことを思い、小原は「今、思うと何かのサインだったのか。あの時になんか話すこと変わっとったら、なんか違ったんかなとかいろいろなこと考えちゃって」などと後悔を口にした。その上で、小原のロシアにいる祖父母が亡くなったことを知った際には、遠野が花束を持って楽屋を訪れ、涙を流して心配してくれたエピソードなどを披露。そして、「私が今まで会った人の中でもトップ5本の指に入るくらい優しい人なのよ」「寂し過ぎる」などと振り返った。 そして、遠野の状況については、昨年9月まで所属していた芸能事務所の社長もENCOUNTの取材に「私もLINEをして『電話をください』とメッセージを送りましたが、既読になりません。警察からも連絡はありませんし、全く分からない状態です」と話した。神奈川・川崎市生まれの遠野は、6歳で子役デビュー。幼少期から父母による児童虐待の被害を受けていたことや、両親の離婚後には母親に引き取られたものの、自分も含めて4人きょうだいがネグレクトの状態にされたこと、16歳で家出をし、家族とは絶縁したことなどを公言していた。 それでも、母親が亡くなった際には社長から遠野の家族に連絡を入れたという。そして、今回の報道を受けてコンタクトを試みたが、「お母さまが亡くなったのは数年前ですが、(家族の)番号が変わっているようで電話がつながりませんでした」と残念がっている。 遠野の「異変」が明らかになったのは今月4日。前日3日の夕刻、都内の自宅マンション前に消防車、救急車が止まり、隊員がガラスを割って遠野の自宅と見られる部屋に入っていく姿が、住民に目撃されていた。 遠野は昨年9月で所属事務所を退所し、その後は映像会社とマネジメントに関する業務提携を締結していた。だが、今年2月から完全フリーとなっていた。そのため、今回の事態を確認する問い合わせ先がない状況が続いている。

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