借りていた社用車を、返還の期限が過ぎても返さずに使ったとして、30代の経営コンサルタントの男が逮捕されました。 横領の疑いで逮捕されたのは、愛知県西尾市に住む自営業の松下真尚容疑者(39)です。警察によりますと、松下容疑者は2024年8月10日ごろ、自身が経営コンサルタントを務める美容関係の法人から社用車の普通乗用車を借り、2025年5月31日までに返還を求められていたにも関わらず、期限を過ぎても返さずに使用を続けた疑いが持たれています。 松下容疑者が借りていたのは、トヨタのクラウン(時価500万円相当)です。社用車を貸していた法人の代表取締役の女性から警察に「車が返ってこない」などと相談があり、事件が発覚。警察は2025年6月に被害届を受理しました。 警察の調べに対し、松下容疑者は「車を返さずにそのまま乗っていたのは事実ですが、いきさつについては言いたいことがたくさんあり、素直に納得できないことがあります」などと話し、認否を留保しています。警察は動機などについても調べを進めています。